Nature ハイライト

免疫学:母体で翻訳後修飾された抗体が仔を防御する

Nature 606, 7915

今回、細胞内病原体であるリステリア菌(Listeria monocytogenes)に対する翻訳後修飾抗体は、妊娠中の雌の子宮内で、または授乳を介して仔に受け渡され、リステリア菌による感染から仔を防御することが報告されている。妊娠によって誘導されるIgGの脱アセチル化は、高度に多型性を示す可変領域に起きており、これは当該分野で最近注目されているFcのグリコシル化とは対照的である。

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