Nature ハイライト

Cover Story:改良された酵素:ビアリール化合物の効率の良い合成法が生体触媒を操作して得られた

Nature 603, 7899

2つの芳香環がつながったビアリール化合物は、化学、医薬、材料科学の分野でよく見られる。個々の分子成分を結合してこうした化合物を形成することは、難題になることがある。今回A Narayanたちは、炭素–水素(C–H)結合を通して必要な構成要素の結合を助ける生体触媒(酵素)の設計と操作について報告している。操作された形態のシトクロムP450酵素を触媒として用いた結果、収率の低い非選択的反応を、C–H結合の結合先と生成物の立体化学を制御してフェノールを効率よく結合しビアリール化合物を形成する反応に変えることが可能になった。

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