Nature ハイライト

材料科学:ひずみ硬化する金属ガラス

Nature 578, 7796

多くのエンジニアリング金属合金は、「ひずみ硬化」特性、すなわち、ひずみが増大すると強くなる傾向を持つことから評価されている。このひずみ硬化は、構造用材料にとって極めて重要な特性である。別の種類の合金である金属ガラスは、結晶性合金よりも優れたさまざまな機械的特性を持つが、ひずみ硬化ではなくひずみ軟化を示すことが多い。今回J Panたちは、バルク金属ガラスに機械的若返り処理を行ったところ、ひずみ硬化を示しつつ非晶質ガラス構造(およびそれに伴う優れた機械的特性)を維持する材料が得られたことを報告している。この結果は、金属ガラスが構造用途に利用できるようになることを示唆している。

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