Volume 449 Number 7158

Editorials

さまざまな分野の研究が積み重なって、6,500万年前の小惑星衝突に関しての解明されたことは素晴らしい。

p.1

doi: 10.1038/449001b

ヒトゲノムを深く理解するためには、広く生物界全体にわたって、多様なゲノムを解読することが重要だ。

p.1

doi: 10.1038/449001a

中国は、危機に瀕したトラの保護を図っているが、方法を再考すべきだ。

p.2

doi: 10.1038/449002a

News

アナナスショウジョウバエのゲノム中に共生細菌の完全なゲノムが含まれていることが判明。

p.6

doi: 10.1038/449006b

現生人類とネアンデルタール人の混血を示唆する研究結果は、DNA試料の汚染による可能性が。

p.7

doi: 10.1038/449007a

DNAの「超保存領域」の重要性について、定説を覆す研究結果が。

p.10

doi: 10.1038/449010b

砂丘から聞こえる不思議な低音をめぐって相反する仮説が出され、論争が。

p.10

doi: 10.1038/449010a

中国が、科学者が失敗を恐れずに研究できるよう、法的保護を計画。

p.12

doi: 10.1038/449012a

News Features

悩めるトラ:寅年

p.16

トラ飼育施設でのトラ製品取引公認が、中国のトラ保護政策の骨抜きにする恐れがある。

doi: 10.1038/449016a

古生物学:時が止まる

p.20

恐竜を絶滅させた6,500万年前の大絶滅の痕跡がコロラド州に残っている。

doi: 10.1038/449020a

Q&A 収集家

p.23

世界の全生物の網羅を目指すオンライン生物百科事典「エンサイクロピーディア・オブ・ライフ」の立案者の1人Paddy Patterson氏に訊く。

doi: 10.1038/449023a

News & Views

HIV/エイズ:同盟しての対応

p.29

中和抗体の主な働きは、宿主細胞へのウイルスの侵入を防ぐことだ。だが、HIVに対する防御を最大にするには、このような抗体は免疫系の他の成分を呼び集めて仕事を助けてもらわなければならない。

doi: 10.1038/449029a

太陽系:恐竜を絶滅させた衝突

Lethal billiards p.30

1億6,000万年前に小惑星帯で起こった大規模な衝突によって生じた破片は、太陽系内部に送り込まれ、そこで衝突を起こすようになった。そうした破片の1つが地球に衝突したのが、恐竜の姿が地球上から消えた6,500年前の大量絶滅の原因なのかもしれない。

doi: 10.1038/449030a

地震:ミャンマーの断層

p.33

2004年に発生したスマトラ-アンダマン地震と津波は、地震活動の破壊的エネルギーをベンガル湾南部にもたらした。しかし、その北隣の、人の多い沿岸域が直面している危険はどの程度のものなのだろうか。

doi: 10.1038/449033a

動物学:二度咬むウツボ

p.33

鋭い歯をむき出したウツボの顔は、見ただけでもちょっと恐ろしい。ウツボは、獲物を丸のみする際に、喉の奥から第二の顎をぐっと押し出すことがわかった。凄腕捕食者という評判は、これでさらに高くなりそうだ。

doi: 10.1038/449033b

海洋物理学:南の海の大規模旋流

p.34

南半球にある大洋は一般に、北の大洋と同じく、それぞれが孤立した系だと見なされている。しかし、古記録データと新しい密度プロファイルを組み合わせた研究から、これら2つの海が全球的な規模で連結されている可能性が出てきた。

doi: 10.1038/449034a

細胞生物学:脂質を運ぶタクシーサービス

p.35

FAPP2が細胞内でタンパク質の輸送を行っていることは既に知られているが、脂質の輸送と合成にもかかわっているらしいことが今回示された。その上、FAPP2が仲介するこれら2つの現象にはつながりがあるらしい。

doi: 10.1038/449035a

技術:バイオメトリクス認証

p.38

パスポートであれ、クレジットカードやラップトップ、携帯電話であれ、身体の解剖学的特徴や行動特性から自動的に個人を識別する方法は増加しつつあり、現代生活の大きな特徴となっている。

doi: 10.1038/449038a

Articles

宇宙:白亜紀/第三紀境界における衝突天体の起源と考えられる160 Myr前の小惑星破壊

An asteroid breakup 160 Myr ago as the probable source of the K/T impactor p.48

doi: 10.1038/nature06070

進化:菌類における遺伝子重複の自然史と進化原理

Natural history and evolutionary principles of gene duplication in fungi p.54

doi: 10.1038/nature06107

細胞:スフィンゴ糖脂質合成にはFAPP2によるグルコシルセラミド輸送が必要である

Glycosphingolipid synthesis requires FAPP2 transfer of glucosylceramide p.62

doi: 10.1038/nature06097

Letters

量子情報科学:離れた単一原子量子ビットの量子もつれ

Entanglementof single-atom quantum bits at a distance p.68

doi: 10.1038/nature06118

物性:振動モードの選択的励起によるマンガン酸化物の電子相の制御

Control of the electronic phase of a manganite by mode-selective vibrational excitation p.72

doi: 10.1038/nature06119

地球:ベンガル湾北部で巨大津波地震が起きる可能性

The potential for giant tsunamigenic earthquakes in the northern Bay of Bengal p.75

doi: 10.1038/nature06088

生態:ウツボの咽喉内にある捕食用の顎は大きな獲物を飲み込むのに役立つ

Raptorial jaws in the throat help moray eels swallow large prey p.79

doi: 10.1038/nature06062

進化:海洋ウイルスと宿主のゲノム全域での発現動態解析から明らかになる共進化の性質

Genome-wide expression dynamics of a marine virus and host reveal features of co-evolution p.83

doi: 10.1038/nature06130

細胞:感覚有毛細胞の先端糸フィラメントはカドヘリン23とプロトカドヘリン15の相互作用により形成される

Cadherin 23 and protocadherin 15 interact to form tip-link filaments in sensory hair cells p.87

doi: 10.1038/nature06091

視覚:神経符号における時間的精度と自然な視覚の時間スケール

Temporal precision in the neural code and the timescales of natural vision p.92

doi: 10.1038/nature06105

細胞:PoloはPonのリン酸化により前駆細胞の自己再生を阻害してNumbの非対称性を制御する

Polo inhibits progenitor self-renewal and regulates Numb asymmetry by phosphorylating Pon p.96

doi: 10.1038/nature06056

免疫:抗体によるHIV防御に重要なのは補体の結合ではなくFc受容体である

Fc receptor but not complement binding is important in antibody protection against HIV p.101

doi: 10.1038/nature06106

細胞:p53はリシンデメチラーゼLSD1によって調節される

p53 is regulated by the lysine demethylase LSD1 p.105

doi: 10.1038/nature06092

Review Article

「Journal home」に戻る

プライバシーマーク制度