目次

Editorials

G8サミットが、感染症問題を主要課題として取り上げたことは歓迎すべきだ。

WHO's in charge? p.223

doi: 10.1038/442223a

リスク評価は有効な環境保護手段だが、規制緩和の方針の隠れ蓑になっては問題だ。

Safety catch p.223

doi: 10.1038/442223b

オーストラリアの肺魚は肺魚の中でも科学的に非常に重要であり、深刻な悪影響をもたらすダム計画は再検討が必要だ。

Save the lungfish p.224

doi: 10.1038/442224a

News

さまざまな用途が期待できるグラフェン(薄い層状のグラファイト)の実用化が間近に。

Moving towards a graphene world p.228

doi: 10.1038/442228a

「幹細胞研究はイタリアでは違法であり、かかわった科学者は破門すべき」とのカトリック枢機卿の発言に研究者が反論。

It's legal: Italian researchers defend their work with embryonic stem cells p.229

doi: 10.1038/442229a

論議をよんだ「バブル核融合」に関して米国で行われた検証実験に、不透明との批判が。

Concerns grow over secrecy of bubble-fusion inquiry p.230

doi: 10.1038/442230b

米国の著名な電気工学研究者に、FBIが軍事技術の輸出規制違反の疑いを。

From aircraft engineer to FBI suspect p.232

doi: 10.1038/442232a

オーストラリアで進行中のダム計画が、「生きた化石」肺魚を絶滅させる恐れ。

Dam project threatens living fossil p.232

doi: 10.1038/442232b

金星探査機「ビーナス・エクスプレス」の新型カメラから初の映像が。

'You can't have a mission without a camera' p.234

doi: 10.1038/442234a

News Features

古人類学:従兄弟をたずねて

p.238

DNA試料が得られれば、我々の祖先とネアンデルタール人との関係の解明に役立つが、化石からのDNAの入手は簡単ではない。

doi: 10.1038/442238a

科学政策:安全で健全?

p.242

米政府が、環境や健康に関する規制の全面的見直しをそっと進めている。

doi: 10.1038/442242a

News & Views

マグマが分裂を引き起こす

p.251

エチオピアで起こった小規模な噴火が、昨年アファール地溝帯で起こったマグマの大規模な貫入の機構を解明するはっきりした手がかりとなった。このような人目を引かない過程が古代の大陸分割にも重要だった可能性がある。

doi: 10.1038/442251a

非対称性と安定性

p.252

生態学的な集団は、恐ろしく複雑である。にもかかわらず、生態学の研究者は一向にめげずに、こうした乱雑に入り組んだネットワークの挙動や持続性を支配する要因に関する手がかりを引き出す努力を続けている。

doi: 10.1038/442252a

カーボンシートで問題解決

p.254

カーボンファイバーではだめだが、カーボンナノチューブでは高価すぎるとしたら、実用的な導電複合材料を作る低価格材料としてどのようなものが考えられるだろう。その答えはグラフェンシートにありそうだ。

doi: 10.1038/442254a

思いついたらチップで合成

Clicks and chips p.254

「ラブオンチップ」によって化学者たちは微量の試薬を使って目的の分子を合成できるようになった。32のこうした合成反応を一度に行えるデバイスが開発されたことによって、大量生産がむずかしいことがあったタンパク質を生化学的テストに使う道が開かれるかもしれない。

doi: 10.1038/442254b

タンパク質のダウンヒルフォールディング

p.255

タンパク質に含まれる何百もの水素原子は、タンパク質が折りたたまれたりほどけたりする仕組みを示すレポーターとして使える。今回得られた結果は、タンパク質の折りたたみが常に「全か無か」という過程で起こっているという定説に疑問を投げかけるものだ。

doi: 10.1038/442255a

Highlight

Articles

多様な食物網の構造的非対称性と安定性

Structural asymmetry and the stability of diverse food webs p.265

doi: 10.1038/nature04887

複製にかかわる六量体ヘリカーゼ内でのDNA移動機構

Mechanism of DNA translocation in a replicative hexameric helicase p.270

doi: 10.1038/nature04943

Letters

反復新星へびつかい座RS星からのX線を放射する爆風波

An X-ray-emitting blast wave from the recurrent nova RS Ophiuchi p.276

doi: 10.1038/nature04893

反復新星へびつかい座RS星の2006年のアウトバーストにおける非対称な衝撃波

An asymmetric shock wave in the 2006 outburst of the recurrent nova RS Ophiuchi p.279

doi: 10.1038/nature04949

東太平洋海膨における溶融した貫入岩床下にあるモホ面の反射法地震記録

Seismic reflection images of the Moho underlying melt sills at the East Pacific Rise p.287

doi: 10.1038/nature04939

2005年アファール岩脈貫入時の大陸分裂におけるマグマによって起こった地溝帯分割

Magma-maintained rift segmentation at continental rupture in the 2005 Afar dyking episode p.291

doi: 10.1038/nature04978

トウモロコシのパラミューテーションに不可欠なRNA依存性RNAポリメラーゼ

An RNA-dependent RNA polymerase is required for paramutation in maize p.295

doi: 10.1038/nature04884

Kruppel-like factor 2は胸腺細胞およびT細胞の移動を調節する

Kruppel-like factor 2 regulates thymocyte and T-cell migration p.299

doi: 10.1038/nature04882

Rab GTPアーゼに対するTBCドメインGAPは2フィンガー機構でGTP加水分解を加速する

TBC-domain GAPs for Rab GTPases accelerate GTP hydrolysis by a dual-finger mechanism p.303

doi: 10.1038/nature04847

がん遺伝子と推定されるGASC1は、ヒストンH3のトリメチル化およびジメチル化リシン9を脱メチル化する

The putative oncogene GASC1 demethylates tri- and dimethylated lysine 9 on histone H3 p.307

doi: 10.1038/nature04837

転写リプレッサーJHDM3AはヒストンH3のトリメチル化リシン9とリシン36を脱メチル化する

The transcriptional repressor JHDM3A demethylates trimethyl histone H3 lysine 9 and lysine36 p.312

doi: 10.1038/nature04853

タンパク質の全体的なダウンヒルフォールディングの原子ごとの解析

Atom-by-atom analysis of global downhill protein folding p.317

doi: 10.1038/nature04859

Review Article

「Journal home」に戻る

プライバシーマーク制度