投稿案内
刊行目的と対象範囲
微生物は、地球上で最も豊富に存在する生命体として、この惑星の生命のあらゆる面の基盤をなしています。細菌であれ、ウイルスであれ、アーキアであれ、真核生物であれ、微生物は、自身が棲息する全てのニッチの動態と機能に関して宿主側・環境の両面に影響を与えます。微生物は至る場所に存在していて多様な代謝レパートリーを持っていることから、地球上の基本的な生物地球化学的循環の駆動から単一細胞の機能の調節まで、あらゆる規模のプロセスにおいて、微生物の活性が重要と考えられます。
Nature Microbiology は、微生物同士の相互作用をはじめ、宿主または環境との相互作用を含む、進化論、生理学および細胞生物学あるいは社会的意義など、微生物に関するあらゆる分野を対象にしています。Nature Microbiology は、微生物に関心を持つすべての研究者と政策決定機関が、この分野において最も秀でて大きな進展のあった事象について理解し、時事問題を議論するための機会を提供します。本誌は、オンライン限定の月刊ジャーナルです。微生物学の対象範囲を大幅に拡大したことにより、微生物学の研究に従事するすべての読者に向けて優れた研究内容を確実に届けます。
すべてのNature 関連誌と同様に、Nature Microbiology には、専門エディターによる専任の編集チーム、公正かつ厳格な査読過程、高水準の原稿整理と制作、迅速な出版および編集の独立性などの特長があります。
原著研究論文の掲載に加えて、Nature Microbiology は、微生物のあらゆる分野に関するCommentaries、Reviews、News & Views、FeaturesおよびCorrespondenceも掲載します。
Nature Microbiology がカバーするトピック:
- 抗菌薬と耐性
- 応用微生物学
- アーキア
- 細菌
- 生化学
- 生物多様性
- バイオフィルム
- 生物物理学
- バイオテクノロジー
- 細胞生物学
- 臨床微生物学
- 計算生物学
- 教育
- 環境微生物学
- 疫学
- 進化
- 真菌
- 微生物遺伝学
- 宿主防御
- 産業微生物学
- 感染性疾患
- マイクロバイオーム
- 分子生物学
- オーミクス
- 寄生生物
- 病因
- 生理学
- 原虫
- 公衆衛生
- 社会
- 共生
- システム生物学
- ワクチン
- ウイルス
エディターとお問い合わせ先
他のNature 関連誌と同様に、Nature Microbiology には社外の編集委員会が設置されていません。その代わりとして、常勤の専門エディターによる専任の編集チームが編集上のすべての決定を行います。各エディターの研究バックグラウンドと科学的関心については「編集チーム」をご覧ください。
一般的な編集と投稿に関するお問い合わせ(エディター宛):
原稿の取扱状況についてのお問い合わせ(編集アシスタント宛):
Nature 関連誌との関係
Nature Microbiology は、編集の独立性を堅持しており、担当エディターはNature 関連誌とは無関係に独自の意思決定を行います。他のNature 関連誌で不採用になった場合、担当エディターがご案内するリンクから自動原稿転送サービスを利用して、Nature Microbiology にその論文を投稿することができます。その際、原稿と合わせて、査読者のコメント(エディターへの伝言を含む)と所属・氏名等が本誌のエディターに送られますので、予めご了承ください。本誌のエディターは、意思決定を行うにあたって前の査読内容を考慮に入れますが、追加または別の査読者に意見を求める場合もあります。なお、著者が新たな査読を求めることもできますが、それを希望される場合は自動転送のリンクを使用しないでください。この場合、エディターは、前の査読プロセスを参考にすることなく論文の評価を行います。
論文が複数のNature 関連誌の取扱領域に該当する場合、最初に投稿するジャーナルは著者に選択していただきます。
編集方針と出版方針
Nature、Nature 関連誌における著者および査読者向けサービス、並びに出版方針の詳細については、「For Authors」をご覧ください。Nature Communications をはじめとする他のNature、Nature 関連誌には、数多くの共通方針があります。詳しくは、「Editorial policies」をご確認ください。
略称
抄録および索引目的で使用する本誌の正確な略称は、Nat. Microbiol.です。
EISSN
Nature Microbiology のISSN番号は2058-5276です。