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ゲノムの50%以上が合成DNAである出芽酵母株の作製に成功
ゲノムの50%以上が合成DNAである酵母株が作製された。標準的なビール酵母(出芽酵母:Saccharomyces cerevisiae)は、16本の染色体に遺伝的な設計図を保存しているが、今回の新しい株では、16本の染色体のうち6.5本が研究室で編集および合成された染色体で、さらに1本は、酵母のさまざまな転移RNAをコードする断片と構造領域断片のみをつなぎ合わせて作製された染色体である。
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翻訳:三谷祐貴子
Nature ダイジェスト Vol. 21 No. 2
DOI: 10.1038/ndigest.2024.240207
原文
Engineered yeast breaks new record: a genome with over 50% synthetic DNA- Nature (2023-11-08) | DOI: 10.1038/d41586-023-03495-4
- Katherine Bourzac
参考文献
- Zhao, Y. et al. Cell https://doi.org/10.1016/j.cell.2023.09.025 (2023).
- Schindler, D. et al. Cell https://doi.org/10.1016/j.cell.2023.10.015 (2023).
- Taghon, G. J. & Strychalski, E. A. Cell Genom. https://doi.org/10.1016/j.xgen.2023.100438 (2023).
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