News in Focus
免疫細胞をCRISPRで改変、がん個別化治療の臨床試験結果
CRISPR–Cas9系を利用したゲノム編集によって、T細胞と呼ばれる免疫細胞をがん細胞特異的なタンパク質を認識できるよう改変し、体内に戻してがんを攻撃させる治療法の開発が進められている。このほど、難治性固形がん患者を対象にしたこの治療法の小規模臨床試験が行われ、改変されたT細胞ががん細胞を殺傷することが示された。
全文を読むには購読する必要があります。既に購読されている方は下記よりログインしてください。
本サービスでは、サイトご利用時の利便性を向上させるためにCookiesを使用しています。詳しくは、シュプリンガーネイチャー・ジャパン株式会社の「プライバシー規約」をご覧下さい。
翻訳:藤山与一
Nature ダイジェスト Vol. 20 No. 2
DOI: 10.1038/ndigest.2023.230215
原文
CRISPR cancer trial success paves the way for personalized treatments- Nature (2022-11-10) | DOI: 10.1038/d41586-022-03676-7
- Heidi Ledford
関連記事
リサーチハイライト
2024年12月号
「脳時計」によって脳の老化を早める要因が明らかに
2024年12月号
ノーベル医学生理学賞はマイクロRNAの発見に
2024年12月号
南アジア出身者に心臓病が多いのはなぜか?
2024年12月号
クロマチンの動きをクライオ電顕で解く
2024年12月号
Advertisement