アーカイブ検索

キーワード

セクション

  • 免疫細胞をCRISPRで改変、がん個別化治療の臨床試験結果

    個人のがん細胞に合わせて免疫細胞にゲノム編集を施し、がん細胞を攻撃させる「これまでで最も手の込んだ」治療法。その小規模臨床試験の結果が発表された。

    2023年2月号

  • 全身性エリテマトーデスを治療するCAR-T細胞療法

    免疫系のT細胞に遺伝学的改変を加えて特定の細胞を攻撃させるCAR-T細胞療法で、全身性エリテマトーデス(SLE)の治療を目的とするものが開発された。作製されたCAR-T細胞を患者に注入すると、臨床的および免疫学的な改善が見られた。

    2023年2月号

  • がんの最も厄介な変異に迫る

    多くのがん種で変異を起こしているKRASというタンパク質は、薬剤の標的にすることができないと考えられてきた。だが最近、KRASを標的とする一連の新薬の開発が進み始めたことで、道のりは長いが患者の命を救えるかもしれないという希望が見えてきた。

    2023年1月号

  • 2剤併用で全身毒性を巧妙に回避

    2種類の薬剤の併用により、ラパマイシン標的タンパク質複合体1(TORC1)と呼ばれる タンパク質複合体の活性を脳でのみ阻害し、体組織では阻害しないようにすることが可能になった。これを脳腫瘍のマウスに適用すると、全身毒性を回避しながら治療することができた。

    2022年12月号

  • リサーチハイライト

    「エベレストの過酷な斜面は生物多様性に富んでいる 」「カヌーの上で飛び跳ねると前進できる理由 」「ラッサ熱ワクチン候補、サルで有効性を確認 」「抗体療法と抗がん剤の併用で致命的な腫瘍を食い止める」、他。

    2022年11月号

  • 亜鉛イオンのエスコートタンパク質を特定

    細胞の重要な酵素に亜鉛イオンを確実に送達する金属シャペロンタンパク質が見つかった。この知見により、亜鉛が不足している場合には細胞内での亜鉛の配分が巧妙に制御されることが鮮明になった。

    2022年11月号

  • リサーチハイライト

    「海洋の塩分濃度から遠方の平野の豪雨を予測」「オレンジの繊維の中の栄養素が代謝を高める」「夜勤時の医師は鎮痛薬の処方が少ない」「昆虫は『生命の木』から広く遺伝子を盗んでいた」「免疫細胞でがんに先制攻撃」、他。

    2022年10月号

  • 腸内細菌はがん治療を強化できるか

    がん免疫療法に対する抵抗性の打破に、便移植が役立った例がある。がんとマイクロバイオームとの関係に照準を定めた臨床試験は現在、数十件に及ぶ。

    2022年10月号

  • がん細胞は睡眠中に転移しやすい

    血流に乗って移動するヒト腫瘍細胞の分析から、命取りとなり得るがんの転移は、睡眠中に起こりやすいことが分かった。この発見は、がんの治療にどのような影響を与えるだろうか?

    2022年10月号

  • 染色体の核内での位置が分離異常に影響する

    単一細胞解析から、細胞核内での染色体の三次元的な位置が、がんに関連するゲノム再編成が起こる可能性に影響を及ぼすことが示唆された。

    2022年10月号

  • 人工タンパク質を生細胞で合成する回路でがん免疫療法をより安全に

    T細胞にカスタマイズ可能な人工受容体タンパク質を発現させて、柔軟な制御ができることが報告された。こうした人工タンパク質設計の枠組みが明確になったことで、がん免疫療法で利用できる可能性が高まった。

    2022年9月号

  • 体内への侵入者

    胎盤の研究が抗がん剤につながる可能性。

    2022年8月号

  • 「変異シグネチャー」でがんの起源に迫る

    過去最大規模の腫瘍ゲノム研究により、がんの起源の手掛かりとなる変異パターンが明らかになった。

    2022年7月号

  • 変異時計の進行は種によって異なる

    細胞は一生にわたり変異を獲得する。今回、寿命が長い動物は寿命が短い動物よりも ゆっくりと変異を獲得していることが明らかになった。これによって、寿命が長くなってもがんリスクが上昇しない理由を説明できる可能性が示された。

    2022年7月号

  • 腫瘍へ確実に送達可能な生菌カプセル化システムを構築

    1世紀にわたり模索が続く、生菌を使ったがん治療。生菌製剤の免疫系回避と腫瘍部位への送達が課題である。コロンビア大学 博士課程6年に在籍する張本哲弘さんらは、このほど、菌体を包む莢膜多糖(CAP)を合成生物学の手法で自在にスイッチングする技術を開発。CAPの制御で、薬剤を兼ねる生菌をより多く腫瘍に送達できることを、生体で実証した。

    2022年7月号

  • 遺伝子調節の神託

    生物学研究の長年の目標は、DNA塩基配列から遺伝子発現を予測できるようになることだ。人工知能の1つのタイプであるニューラルネットワークを、ハイスループット実験と組み合わせることで、この目標に一歩近づいた。

    2022年6月号

  • 免疫細胞はがん細胞の遺伝暗号の解読を変化させる

    がん細胞では、免疫細胞によってトリプトファン不足が引き起こされると、トリプトファンがフェニルアラニンに置換されたタンパク質が産生される。この知見から、遺伝暗号を解読する際の予想外の動態が明らかになった。

    2022年6月号

  • CAR-T細胞療法実施から10年、白血病の再発がない患者の転帰

    CAR-T細胞療法を受けた最初の2人の白血病患者は、10年以上が経過した今でも寛解状態を保っている。

    2022年5月号

  • がんの進化につながる、非遺伝的だが受け継がれる経路

    白血病の治療は成功しないことがあるが、その原因は完全には明らかになっていない。この種のがんの個々の細胞の細胞系譜追跡を行うことで、この現象を調べる方法が得られた。

    2022年4月号

  • 3剤のトリプルパンチで胃がんを治療

    腫瘍を標的とする治療で免疫細胞を利用することが増えてきている。このほど、このような免疫療法と他の標準療法を併用した治療法の臨床試験が胃がんを対象に行われ、その結果は有望なものであった。がんの治療法は変化しており、今後も変化がさらに続くと考えられる。

    2022年3月号