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承認間近の深海採鉱に高まる懸念の声
2020年の掘削試験でコバルトリッチクラストを採取した日本の調査船。 Credit: Kiyoshi Ota/Bloomberg via Getty
間もなく海底からの商業採鉱が始まろうとしている。国際水域の深海底の鉱物資源を管理するために国連海洋法に基づいて設立された国際海底機構(ISA:International Seabed Authority)は、2023年7月にジャマイカのキングストンで会合を開き、海底からコバルト、ニッケル、硫化物などの鉱物や金属を採掘しようとする企業のためのガイドラインについて話し合った。
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翻訳:三枝小夜子
Nature ダイジェスト Vol. 20 No. 10
DOI: 10.1038/ndigest.2023.231015
原文
Deep-sea mining could soon be approved— how bad is it?- Nature (2023-07-27) | DOI: 10.1038/d41586-023-02290-5
- Natasha Gilbert
参考文献
- Rabone, M. et al. Curr. Biol. 33, 2383–2396 (2023).
- Washburn, T. W., Simon-Lledó, E., Soong, G. Y. & Suzuki, A. Curr. Biol. https://doi.org/10.1016/j.cub.2023.06.032 (2023).
- Amon, D. J. et al. npj Ocean Sustain. 2, 9 (2023).