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人類進化への気候の影響を示した大規模シミュレーション

ホモ・サピエンスの出現には、アフリカ大陸南部の気象パターンの変化が寄与した可能性があることが、古気候の大規模シミュレーションで浮かび上がった。

地球の気候に関する過去200万年分にわたる大掛かりなシミュレーションで、気温をはじめとする世界の条件が、太古の人類の移動に影響を与えた証拠が得られた。そして、約30万年前に起こった現生人類種の出現においても、当時の気候が寄与した可能性が示された。

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翻訳：小林盛方

Nature ダイジェスト Vol. 19 No. 7

DOI: 10.1038/ndigest.2022.220712

原文