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異例の3年連続ラニーニャ

Nature ダイジェスト Vol. 19 No. 10 | doi : 10.1038/ndigest.2022.221013

原文:Nature (2022-06-23) | doi: 10.1038/d41586-022-01668-1 | Rare ‘triple’ La Niña climate event looks likely — what does the future hold?

Nicola Jones

東太平洋の海面水温が低くなる「ラニーニャ現象」が2020年から続いている。気象学者たちは、ラニーニャは2022年の冬も終息せずに3年目に突入し、洪水と干ばつのリスクが高まるかもしれないと警告している。

オーストラリア東部では、今年に入ってからラニーニャ現象による洪水が発生している。 | 拡大する

PETER WALLIS/GETTY

今回のラニーニャ現象は2020年8月に始まって以来、現在も続いている。オーストラリア東部で洪水を引き起こし、米国と東アフリカでは干ばつを悪化させているが、最新の予測によると、今回のラニーニャは2023年まで続く可能性があるという。北半球で2年連続でラニーニャの冬になることは珍しくないが、3年連続というのは比較的稀である。ラニーニャの冬が3年続いたことは、1950年以降、1973〜1976年と1998〜2001年の2回しかない。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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