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北極地方での気候学研究にウクライナ侵攻の影響

Nature ダイジェスト Vol. 19 No. 10 | doi : 10.1038/ndigest.2022.221016

原文:Nature (2022-07-11) | doi: 10.1038/d41586-022-01868-9 | Russia’s war in Ukraine forces arctic climate projects to pivot

Alexandra Witze

北極地方での気候学研究にロシアのウクライナ侵攻が深刻な影響を与えており、科学者たちは対策を模索している。

カナダのヌナブット準州の海岸でスノーモービル(小型雪上車)を運転する、海氷の変化を研究している研究者。2021年11月撮影。 | 拡大する

GALIT RODAN/BLOOMBERG VIA GETTY

北極地方(北極海とその周辺地域)における気候学研究に、ロシアのウクライナ侵攻が深刻な影響を及ぼしている。北極地方では、世界の他の地域と比較して少なくとも2倍の速度で気温が上昇している。ロシアは北極地方の大きな部分を占め、そこでは海氷や永久凍土の融解、森林や草原の大規模な火災が起きている。こうした現象の監視は、気候変動を解明し、気候変動と闘うために不可欠だが、ロシアの侵攻によってロシア国内と国外の研究者の協力が難しくなり、科学者たちは対策を模索している。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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