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クジラの声で海底下を探る
科学者が海底下の構造を地図に描く上で、意外な協力者が新たに登場した。ナガスクジラ(Balaenoptera physalus)だ。体長18~27mのこの巨大生物の声は海中で1000km先まで届き、音量は船のエンジン並みだ。Science に掲載された最近の研究によると、こうした声を海底下2.5kmまでの構造を画像化するのに利用できるという。
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Nature ダイジェスト Vol. 18 No. 6
DOI: 10.1038/ndigest.2021.210617a