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熱で見るヘビの“目”
クサリヘビには、熱で物体を捉える非常に高感度の視力がある。 Credit: JONNE SEIJDEL/500PX/GETTY
クサリヘビやニシキヘビなど一部のヘビは、暗闇の中で獲物が放つ熱を感知して狩りをすることが知られている。しかし、この熱をどのようにサーマルイメージに変えて“見て”いるのだろうか? ヒューストン大学とラトガース大学(いずれも米国)の研究チームが提唱したモデルは1つの回答を示唆している。Matter に掲載されたこの論文は、熱を電気に変換する柔軟な人工素材の開発につながるかもしれない。そうした素材はセンサーや環境発電などに有用だろう。
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Nature ダイジェスト Vol. 18 No. 3
DOI: 10.1038/ndigest.2021.210329a