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論文数に見るコロナウイルス研究の奔流
2020年は、にわかに現れた新型コロナウイルス関連の研究論文がウェブサイトやジャーナルを席巻する異例の事態となった。
新型コロナウイルス研究注目の論文(2月)
重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)とその感染症(COVID-19)に関する文献で重要なものをNature が精査し、まとめた(2021年2月)。1月分はこちら。
2021年日本国際賞は、がん化の本質を暴いた2氏とシリコン太陽光発電の先駆者に
国際科学技術財団は2021年1月29日、ジャパンプライズ(日本国際賞)の受賞者を発表した。今年の対象分野は「物理、化学、情報、工学」領域では「資源、エネルギー、環境、社会基盤」分野、「生命、農学、医学」領域では「医学、薬学」分野。
COVIDワクチンの短期開発が今後のワクチン開発にもたらすもの
SARS-CoV-2対策のためにとられたスピーディーなアプローチは、ワクチン科学の未来を変えるかもしれない。
騒音や人工光による感覚汚染の影響を市民科学者データを活用して解明
騒音や人工光は野生生物の生息に、どのような影響を与えているのだろうか。生物多様性の保全を考えていく上で、それを知ることは極めて重要である。市民科学者によって収集された全米レベルの大規模な観察データを利用し、鳥の繁殖活動に及ぼす音や光の影響が解明されつつある。研究を主導した先崎理之・北海道大学大学院助教に話を聞いた。