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遺伝:遺伝子変異マップからイネの起源が判明

Nature 490, 7421

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Credit: iStockphoto/Thinkstock

栽培イネ(Oryza sativa)は、数千年前に野生のイネ(Oryza rufipogon)が栽培化されてできたと考えられている。今回、中国と日本の共同研究によって、アジアとオセアニアの各地から得た野生イネ446系統と、栽培イネの亜種であるインディカイネとジャポニカイネの1,000系統以上について、全ゲノム塩基配列が明らかにされた。得られたゲノムの変異マップは、イネの育種や作物の栽培化研究のための重要な情報源となるだろう。

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