Nature ハイライト

生物物理:ロドプシンの構造

Nature 453, 7193

無脊椎動物の眼にあるロドプシンは光で活性化されるGタンパク質共役型受容体であり、その活性はGq型Gタンパク質に伝えられる。村上緑と神山勉は、イカ・ロドプシンの分解能2.5Åでの結晶構造を報告している。これにより、推定されていたGタンパク質結合部位が明らかになった。新しく得られた構造は、可視光の偏光面の方向を検出できるという無脊椎動物の眼の新規な性質の1つを説明するのに役立つだろう。

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