Nature ハイライト

工学:鋼トラス橋の潜在的抵抗機構の特定

Nature 645, 8079

スペインのサンタアナ鉄道高架橋。この橋は1915年に建設されてから100年以上にわたり、アリカンテとデニアを結ぶ鉄道路線の要として機能してきた。
スペインのサンタアナ鉄道高架橋。この橋は1915年に建設されてから100年以上にわたり、アリカンテとデニアを結ぶ鉄道路線の要として機能してきた。 | 拡大する

Rafael Vicedo Morant & Juan C. Reyes-Suárez

鋼トラス橋は、損傷に耐えるように設計されているが、それでも破局的な損傷は実際起きている。一方で、大規模な構造損傷が生じても、それが伝播せずに完全な橋梁崩壊に至らない場合もある。今回、付加的なレジリエンスをもたらす潜在的な抵抗機構が特定され、この知見を用いて将来の橋梁設計保守戦略を改善する見通しが示されている。

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