Nature ハイライト

構造生物学:抗ウイルス性ヌクレオシド類似体に対する選択性の構造基盤

Nature 614, 7949

今回、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)の触媒活性を持つ複製転写複合体の構造が明らかにされた。この結果から、天然ヌクレオチド三リン酸よりもレムデシビルなどの抗ウイルス性ヌクレオシド類似体が選択される構造基盤が明らかになり、抗ウイルス薬の合理的設計に対する有用な情報が得られた。

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