Nature ハイライト

免疫学:単球によるFcγR依存的なSARS-CoV-2の取り込みが炎症を誘導する

Nature 606, 7914

C Junqueiraたちは今回、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)とヒトマクロファージの間の抗体を介した相互作用が、ピロトーシスによる細胞死や炎症性サイトカインの放出を引き起こすことを報告している。著者たちは、この過程が重症の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者で観察される過剰な炎症状態の一因であると考えている。

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