Nature ハイライト

Cover Story:変化の種:生態系ネットワークの生物多様性パターンをむしばむ外来種

Nature 585, 7823

表紙は、ニュージーランド原産のハイムネメジロ(Zosterops lateralis)が、外来種であるコウモリガサソウ(Gunnera tinctoria)の花に止まっている様子の画像である。貿易と輸送は、新たな地域への植物と動物両方の種の導入の促進に寄与してきた。今回E FrickeとJ Svenningは、そうした導入が、液果植物とその果実を食べて種を散布する動物の相利共生的ネットワークに及ぼす影響を分析している。彼らは、1631種の動物と3208種の植物からなる種ペアに固有な2万4455の相互作用を網羅する、410の局地的ネットワークを調べ、外来種が全球的なネットワークの生物地理学的パターンを不明瞭にし、他の外来種の定着を不釣り合いに促進していることを見いだした。そしてその結果、局地的な生態系の復元力は生物の均一化のリスクにより一層さらされていると、著者たちは述べている。

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