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計算神経科学:1 μmの等方性分解能を備えたマウス脳の定位トポグラフィーアトラス

Nature 645, 8080 doi: 10.1038/s41586-025-09211-8

コネクトームや空間トランスクリプトームに代表されるマルチオミクス研究は、単一細胞分解能の時代となり、単一細胞レベルでの空間局在化能を備えた参照脳アトラスが必要になっている。しかし、そうしたアトラスはまだない。本論文で我々は、連続微小光学切片トモグラフィーによって達成された、等方性1 μm分解能のニッスル染色に基づく細胞構築のマウス全脳データセットを提供する。マルチモーダルな画像を統合することで、マウス脳の三次元的参照アトラスが構築され、これによって916の構造の三次元トポグラフィーがもたらされるとともに、1 μm分解能での任意方向の切片像作成が可能となった。我々は、このアトラス画像を可視化・共有するためのインフォマティクスに基づくプラットフォームを開発し、これによって脳切片の登録、ニューロン回路のマッピング、インテリジェント定位外科手術のプランニングなどのサービスを提供する。このアトラスは、これまで広く使われてきた定位アトラスと相互運用性があり、このため、対応する二次元冠状面のアトラス横断的なナビゲーションも、アトラス空間を三次元的にまたいだ空間マッピングも支援する。我々のアトラスは、大規模な脳マッピングプロジェクトのデータ分析・可視化を促進することで、全脳を単一細胞レベルで研究するための多機能の「ブレインズマティクス(brainsmatics)」ツールとなるだろう。

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