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免疫学:新生仔の好中球由来12-HETEを介した肺胞マクロファージのインプリンティング

Nature 614, 7948 doi: 10.1038/s41586-022-05660-7

組織常在マクロファージ(RTM)は胚性前駆細胞から生じるが、その寿命を形作る発生シグナルはほとんど分かっていない。今回我々は、12-リポキシゲナーゼおよび15-リポキシゲナーゼを遺伝的に欠損したマウス(Alox15−/−マウス)において、新生仔の好中球由来12-HETEが、肺発達過程での肺胞マクロファージ(AM)の自己複製と維持に必要であることを実証する。12-HETEの欠如は、AM前駆細胞の播種と分化には影響を及ぼさないが、成体肺ではAMの顕著な減少につながり、プロスタグランジンE2産生の増加に起因して老化を促進した。AM区画の障害によって、リポ多糖が誘発する急性肺損傷や、A型インフルエンザウイルスあるいは重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)による肺感染に対する感受性が高まった。我々の結果は、出生前のRTMプログラム化の複雑さを浮き彫りにするとともに、そうしたプログラム化が、一生を通した自己複製のために好中球によるトランスなエイコサノイド産生に依存していることを明らかにしている。

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