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画像化法:細胞全体と組織のオープンアクセス体積電子顕微鏡アトラス

Nature 599, 7883 doi: 10.1038/s41586-021-03992-4

細胞の構造を解明することは、生物学の理解に必須である。電子顕微鏡(EM)はナノメートルの分解能で細胞の構造を独自に可視化できる。しかし、超薄切片EMまたはEMトモグラフィー法のような従来からの方法はそれぞれ、細胞の単一の切片、もしくは比較的小さな体積しか可視化できないという制限がある。集束イオンビーム走査型電子顕微鏡法(FIB-SEM)は、細胞試料中の小さい体積を4 nm等方ボクセルで解像できることが実証されている。FIBミリング(切削)の精度と安定性の進歩に加えて、信号検出の向上およびより高速なSEM走査が可能になったことで、我々は4 nmボクセルで解像できる体積を2桁増加させられた。今回我々は、がん細胞や免疫細胞、マウス膵島、ショウジョウバエ(Drosophila)神経組織などの細胞全体や組織について、10の三次元データセットからなる、そうした分解能での体積EMアトラスを示す。これらのオーブンアクセスデータ(OpenOrganelleで公開)は、高分解能細胞全体体積EMとそれに続く解析の分野の基盤となるものであり、我々は研究者諸氏がこのアトラスを探索して問題を提起することを要請する。

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