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天文学:トランジットする系外惑星として地球を見ることのできる、過去、現在、未来の星
Nature 594, 7864 doi: 10.1038/s41586-021-03596-y
宇宙における生命の探索においては、トランジットする太陽系外惑星が今のところ我々の最良の標的である。系外惑星はすでに数千個検出されており、我々の探索は、今後の大型望遠鏡によって、トランジットする天体の大気に「生命」の兆候を探すという、発見の新時代を迎えつつある。これまでの研究では、太陽をトランジットしている際の地球が見える領域を探査してきた。しかし、こうした研究では星の現在の位置しか考慮されておらず、それらが地球を見ることのできる、経時的に変化する位置は含まれていなかった。本論文では、太陽から100パーセク以内に位置する1715個の星が、初期の人類文明(約5000年前)以降、トランジットする地球上の生命を見つけるのに適した位置にあり、今後の5000年間でさらに319個の星が、こうした特別な位置に来ることを報告する。これらの星には系外惑星の既知の親星7個が含まれており、過去に太陽をトランジットする地球を見たロス128、29年後にこれを見始めるティーガーデン星、1642年後に見始めるトラピスト1が含まれる。我々は、人工的な電波が、今回報告した特別な位置にある星のリストで太陽に最も近い75個の星まで、すでに届いていることを見いだした。

