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水文学:非永続的な河川の全球的な広がり

Nature 594, 7863 doi: 10.1038/s41586-021-03565-5

流水は、全球の生物多様性、生物地球化学的循環、人間社会を支える上で独特な役割を担っている。永続的な水流の重要性はよく認識されているが、周期的に流れが止まる非永続的な河川の広がり、価値、運命については、無視とはいかないまでも見落とされがちである。この見落としは、主な水源と数百万の人々の生活の劣化の一因になっている。今回我々は、世界中の河川の長さの51~60%において、年間に少なくとも1日は水の流れが止まると予測し、地球上では非永続的な河川は例外ではなくむしろ常態であることを立証する。我々は、地球の河川網の水文、気候、地質、周辺の土地被覆に関する全球的な情報を利用して、非永続的な河川が、全ての気候帯とバイオーム、そして全ての大陸で生じていることを示す。今回の知見は、さまざまな科学分野をまたぐ基礎的な河川概念の土台となる仮定に疑問を投げ掛けるものである。世界の流水とその生物多様性および機能的統合性を理解し、適切に管理するには、流れの間欠性を含む河川の新しい概念モデルへのパラダイムシフトが必要である。我々は、非永続的な河川の分布をマッピングすることで、淡水科学のこの大きな課題に取り組む足掛かりを提示する。

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