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社会科学:正確性に注意を向けることでオンラインの誤情報を減らせる可能性がある
Nature 592, 7855 doi: 10.1038/s41586-021-03344-2
近年、ソーシャルメディアにおける、虚偽のニュースや誤解を招くようなニュースの拡散が大いに懸念されている。研究者と実務家は共に、人々がなぜそうした誤情報を共有するのか問い続けており、誤情報の共有を減らすための解決策を模索している。本研究で我々は、これらの課題の両方に取り組むことを試みた。その結果、まず、見出しの信憑性は正確性の判断に大きく影響するにもかかわらず、共有の意図にはほとんど影響しないことが分かった。この乖離は、共有が必ずしも信念を示すものではないことを示唆している。それにもかかわらず、参加者の大半は、正確なニュースだけを共有することが重要だと述べた。この見かけ上の矛盾を解明するため、我々は4つのサーベイ実験と、ツイッター上での1つのフィールド実験を行った。その結果、注意をわずかに正確性に向けさせることで、その後人々が共有するニュースの質が高まることが示された。これらの知見は、追加の計算解析の結果と合わせて、人々がしばしば誤った情報を共有するのは、注意が正確性以外の要因に向いていて、そのため正確な共有に対する強い優先意識を働かせられなくなっているためであることを示している。我々の結果は、人々は正確性よりも党派性を高く評価するという一般的な主張に異を唱えるものであり、ソーシャルメディアのプラットフォームがオンラインの誤情報に対抗するために容易に実行可能な、注意に基づくスケーラブルな介入に関する証拠を示している。

