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天文学:若い中間質量星における非常に規則的な高振動数の脈動モード
Nature 581, 7807 doi: 10.1038/s41586-020-2226-8
星震学では、恒星の固有の脈動振動数を用いて、星の内部構造を探査する。これは、理論モデルと比較できる一連の脈動モードの同定に基づいており、これまでに低質量太陽型星や赤色巨星、大質量星、白色矮星など、多くの種類の脈動星で成功を収めてきた。しかし、中間質量の脈動星の大きなグループである、いわゆるたて座δ型星については、豊かな脈動スペクトルがあるものの、そのモードはこれまで系統的に同定できていなかった。これは、可能性のあるモードのうち励起されるのが一見不規則な部分集合のみであること、そして高速な自転によって規則的なパターンが損なわれる傾向があることに起因する。本論文では、60個の中間質量の主系列星において、一連の非常に規則的な高振動数の脈動モードを検出したことを報告する。これによって、明確なモードの同定が可能になった。これらの星の一部の空間運動からは、それらが若い星々の既知のアソシエーションに属することが示され、これは、脈動スペクトルのモデルによって裏付けられた。

