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人類学:前期完新世のアマゾン川流域における作物栽培と景観改変

Nature 581, 7807 doi: 10.1038/s41586-020-2162-7

植物栽培の開始は、人類史における最も重要な文化的移行の1つである。アマゾン川流域南西部は以前、栽培植物と野生近縁種の遺伝的類似性を示す分子マーカーに基づいて、植物の栽培化における初期の中心地であったと提唱された。しかし、アマゾン川流域南西部における初期の人類居住の実態や、この地域での植物栽培の歴史はほとんど明らかにされていない。今回我々は、ボリビアのモホス平原では、較正年代で約1万250年前にカボチャの一種(Cucurbita sp.)が、同約1万350年前にキャッサバの一種(Manihot sp.)が、同約6850年前にトウモロコシ(Zea mays)が栽培されていたことを報告する。この地域では、較正年代で約1万850年前から居住者によって新たな景観が作り出され始め、それが最終的に、高木がなく季節的に冠水するサバンナに点在する約4700の人工孤立林となったことが示された。今回の結果は、モホス平原が初期の植物栽培のホットスポットであったことを裏付けるとともに、人類はアマゾン川流域に到達した時からずっと景観を大きく作り変えてきており、生息地の不均一性や種の保全に永続的な影響を与えたことを明らかにしている。

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