Review
健康科学:加齢の世界的難題と向き合う
Nature 561, 7721 doi: 10.1038/s41586-018-0457-8
ヒトの寿命が延びたことは、高齢期疾患の世界的負担につながっている。しかし、高齢者の中には健康をほとんど損ねない人もおり、このような形質を一般の人々へも拡大するべきである。運動を増やしたり、食物摂取量や肥満を減らしたりするといった生活様式への介入は、健康寿命の維持に役立つ可能性がある。腸内微生物相の変更、老化細胞の除去、若い個体から得た血液因子、そして薬剤はいずれも高齢期の動物の健康を改善できる。ヒトに応用するには、疾患リスクや介入への応答のより良いバイオマーカー、動物とヒトの研究をより緊密に連携させること、そして電子健康記録やバイオバンク資源、コホート研究の使用を増やすことが必要になるだろう。

