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遺伝学:ヒト血漿プロテオームのゲノムアトラス
Nature 558, 7708 doi: 10.1038/s41586-018-0175-2
血漿タンパク質は、生物学的過程において重要な役割を担い、多くの薬剤の直接の標的であるが、血漿タンパク質レベルについて個人間での差異を制御する遺伝的要因はよく分かっていない。今回我々は、INTERVAL研究の健康な血液提供者において、ヒト血漿プロテオームの遺伝的構造の特徴を明らかにする。1478のタンパク質との1927の遺伝的関連が特定され、これによって既存情報が4倍に増加した。この中には1104のタンパク質とのトランスの関連性が含まれる。血漿タンパク質レベルを撹乱した結果を理解するため、我々は、遺伝的多様性を生物学的経路、疾患、薬剤のデータベースに結び付ける統合手法を適用した。その結果、タンパク質の量的形質座位は、遺伝子発現の量的形質座位に加え、疾患関連座位とも重なることが示され、また、メンデル無作為化解析を用いることで、タンパク質バイオマーカーには疾患の原因となる役割がある証拠が見つかった。我々の解析は、特定のタンパク質を介して遺伝的要因を疾患に結び付けることで、潜在的な治療標的、既存薬を新しい疾患徴候に適合させる機会、開発中の薬剤の安全性に関する潜在的懸念を明らかにしている。

