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細胞再プログラム化:ニューロンのアイデンティティーを再プログラム化する多様なコード

Nature 557, 7705 doi: 10.1038/s41586-018-0103-5

ニューロンのアイデンティティーを確立する転写プログラムは、発生中に順次現れるニューロンの細胞タイプに豊富な多様性を生み出すよう進化した。注目すべきは、特定の転写因子の一過的な発現によって、非神経細胞にニューロンの性質を付与できることである。再プログラム化因子と、ニューロンのアイデンティティーと多様性を生み出す転写ネットワークとの関係は、まだほとんど分かっていない。今回我々は、598対の転写因子をスクリーニングし、マウス繊維芽細胞を、ニューロン特性を持つ細胞へと分化させる76対の転写因子を特定した。これらの誘導ニューロン細胞(iN細胞)のトランスクリプトームと、内在性ニューロンのトランスクリプトームを比較することで、「中心」となる細胞自律的なニューロンシグネチャーが明らかになった。またiN細胞は多様性も示し、それぞれの転写因子対は、独特な転写パターンを持つiN細胞を生み出し、これらのパターンから薬理学的応答が予測できる。この研究は、それぞれに異なる転写因子入力「コード」を明確な転写出力に結び付けることにより、ニューロンのアイデンティティーと多様性の細胞自律的特性を詳細に説明し、さらに、望ましい遺伝子発現パターンや、関連する機能的性質を持つ誘導ニューロンの作製を促すための再プログラム化ツールボックスを拡張するものである。

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