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細胞生物学:ペプチジルtRNAヒドロラーゼであるVms1とANKZF1が、停止したリボソームから新生鎖を遊離させる

Nature 557, 7705 doi: 10.1038/s41586-018-0022-5

リボソームの監視経路は、mRNAや新生ペプチド鎖の配列内にある構造エレメントのために、一時的に停止したり、完全に動けなくなってしまったりしたリボソームを走査している。出芽酵母のリボソーム停止の一部は、GTPアーゼであるHbs1により検出され、Hbs1には、アーキア-真核生物の終結因子1スーパーファミリーの一員で触媒活性を持たないDom34が結合している。Hbs1–Dom34とATPアーゼRli1は、停止したリボソームを40Sサブユニットと60Sサブユニットに解離させる。ただし60SサブユニットにはペプチジルtRNA新生鎖が結合したままで、これがRqc1–Rqc2–Ltn1–Cdc48–Ufd1–Npl4からなるリボソーム品質管理複合体を引き寄せる。E3ユビキチンリガーゼLtn1によってユビキチン化された新生ペプチド鎖は、ATPアーゼCdc48–Ufd1–Npl4によって60Sサブユニットから引き離され、26Sプロテアソームに受け渡されて分解される。この新生鎖の分解ができなくなると、タンパク質の凝集が起こり、酵母ではタンパク質毒性ストレスに、マウスでは神経の変性につながる。リボソームの品質管理経路について集中的な研究が行われているにもかかわらず、ユビキチン化された新生鎖が分解される前にtRNAが加水分解される仕組みは不明だった。今回我々は、Cdc48アダプターのVms1が、ペプチジルtRNAヒドロラーゼであることを明らかにする。古典的な真核生物の終結因子1と同様に、Vms1の活性は保存された触媒性グルタミンに依存している。進化的解析から、酵母のVms1は真核生物の終結因子1ホモログのクレードの最初の1つであることが分かり、我々はこれをVms1様終結因子1クレードと名付けた。

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