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神経科学:ハニカム迷路は海馬依存的空間ナビゲーション研究の新しい試験法になる

Nature 554, 7690 doi: 10.1038/nature25433

今回我々は、ラットの空間ナビゲーション研究のための行動パラダイムの1つとして、ハニカム迷路について報告する。この迷路は、37のプラットフォームからなり、各プラットフォームは独立に上下できるようにしてある。場所ナビゲーションでは、被験動物は複数の出発プラットフォームのいずれかから、一連の連続的選択によってゴールプラットフォームにたどり着かなければならない。各選択の場面で、動物は高く上ったプラットフォームに置かれ、隣接する6プラットフォームのうち2つのどちらかを選ぶことができるが、正解はゴールに向かう方角に対して最小の角度のプラットフォームである。ラットはすぐに学習し、その選択は3つの要因に影響を受けていた。すなわち、1)選択すべき2つのプラットフォーム間の角度、2)ゴールからの距離、3)そして正解のプラットフォームとゴールへの方角の間の角度である。海馬に損傷を受けたラットは、学習能力が低下しており、その成績は3要因の全てに影響を受けた。ハニカム迷路は、モリス水迷路のような現在使われている空間ナビゲーション試験などと比べて大きく改善されている。新迷路では、迷路中の各地点での動物の選択を制御でき、どの場所でもゴールの方角についての知識を評価でき、課題成績に影響する要因を明らかにできる上、同時に単一細胞記録を行える可能性も提供する。

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