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宇宙物理学:降着を受けている「非磁性」の白色矮星における磁気的にゲーティングされる降着現象
Nature 552, 7684 doi: 10.1038/nature24653
白色矮星は、軌道周期が数十分から数時間の連星系で発見されることが多く、伴星からガスの降着を受けることができる。こうした連星系の約15%では、白色矮星の磁場が十分強い(106ガウス以上)ので、降着した物質は磁力線に沿って磁極へ導かれる。残りの系は、降着の力学に影響するほど強い磁場を持つことを示す証拠がこれまで存在しなかったことから、「非磁性」と呼ばれてきた。本論文では、連星系こと座MV星における降着を受けている「非磁性」の白色矮星の可視光観測アーカイブの解析について報告する。この星の光度曲線は、およそ2時間ごとに約30分間継続する準周期的なバーストを示す。これらのバーストの時間スケールと振幅は、不安定で磁気的に調節された降着モードの存在を示しており、磁気的にゲーティングされる降着の存在が示唆される。この降着現象では、円盤物質は磁気圏境界領域の周囲(共回転半径付近)に蓄積され、その後、白色矮星に降着し、重力ポテンシャルエネルギーの解放によって駆動されるバーストを生じる。こと座MV星の白色矮星の表面の磁場強度は、2 × 104~1 × 105ガウスであると推測され、現行の他の方法では弱過ぎて検出できない。今回の発見によって、降着を受けている白色矮星の磁場の強度と進化を研究する新しい方法が得られ、同じような磁気的にゲーティングされる降着サイクルが確認されている白色矮星、原始星、中性子星への降着の間の関連性が広がる。

