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地球物理学:同じアスペリティで低速と高速の破壊を示すパークフィールドの微動

Nature 532, 7599 doi: 10.1038/nature17190

サンアンドレアス断層の深部へ広がった部分はクリープしていると考えられているが、このような深さで最近観測されたテクトニック微動は複雑な変形様式を示している。特に、パークフィールド近傍の孤立した微動発生源は、一連の低周波地震を生成しており、応力の蓄積と解放の機構が一般的ではないことを示している。微動のパターンは、2003年半ばから2004年のマグニチュード6.0のパークフィールド地震で中断されるまで、3日と6日の間で規則正しく振動していた。その地震の後、微動発生源は約3日の周期でのみ破壊されていたが、その後の2年間に最初の交互に交替する反復パターンへ徐々に戻っていった。こうした反復パターンを駆動する機構は分かっていない。本論文では、物理学に基づくモデルを用いて、同じ微動アスペリティ(低周波の地震波が放出される領域)が低速の破壊と高速の破壊で規則正しくすべり、3日と6日の間で交互に交替する反復間隔を自然にもたらすことを示す。この一般的ではないすべり挙動は、微動アスペリティのサイズが地震核の臨界サイズに近いときに起きる。さらに我々は、パークフィールド地震後の間隙水圧の変化によって、反復間隔の急激な変化とゆっくりとした回復を説明できることも示す。今回の知見は、同じアスペリティが低速と高速の両方の破壊によってテクトニック応力を解放できるという、断層変形の枠組みを示唆している。

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