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幹細胞:Hoxb5は長期造血幹細胞を標識し、均一な血管周囲ニッチを明らかにする

Nature 530, 7589 doi: 10.1038/nature16943

造血幹細胞(HSC)は最も詳細に研究されていると思われる組織幹細胞である。予測的単離法によりHSCが同定されて以来、複雑なマルチパラメーターフローサイトメトリーを用いた表現型サブセットの単離が、自己複製能、分化、老化、ニッチ、多様性といったHSCの生物学的特性に関する多くの研究を推進してきた。今回我々は、網羅的な多段階スクリーニングにより、マウス骨髄における長期(LT)-HSC特異的に発現している唯一の遺伝子ホメオボックスB5(Hoxb5、別名Hox-2.1)を発見した。新たに作製したHoxb5内在性プロモーター下で発現する単色のtri-mCherryレポーターマウスを用いることで、Hoxb5陽性HSCのみが、一次移植マウスや、特に二次移植マウスにおいて、長期にわたり再構築能を示すことが分かった。これまでに報告された種々の定義によるHSC分画を再検討すると、LT-HSCはわずか7~35%であった。最後に、マウス骨髄内画像化法により、LT-HSC(Hoxb5陽性細胞)の94%以上がVE-カドヘリン陽性細胞に直接接着していることが示され、血管周囲がLT-HSCのほぼ均一なニッチであると考えられた。

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