Review

X線結晶学:相関不規則系の結晶構造解析

Nature 521, 7552 doi: 10.1038/nature14453

古典的な結晶構造解析は、多成分からなるリボソーム集合体と同じくらい複雑な構造を原子分解能で決定できる。しかし、水氷のような単純な系であっても、液体のようなランダムさと結晶の周期的秩序の中間の複雑な領域を占める不規則系の構造評価には適していない。それにもかかわらず、相関不規則系には、基礎となる物理的・化学的相互作用や関与する物質に関係なく、不規則性のタイプに対応する明確な結晶学的特徴がある。この対応関係は、不規則状態を記述する共通語の存在をほのめかすものであり、多くの興味深い物理的特性に関与する不規則性を理解し、制御し、利用するのに役立つと思われる。

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