目次

Editorials

要求の多すぎる査読者、受動的すぎる編集者という批判に耳を傾け、著者も含め、各々が学ぶべきだ。

p.253

doi: 10.1038/473253a

患者の遺伝や体質に合わせたオーダーメイド医療に期待が高まっているが、活用できるかには問題もある。

p.253

doi: 10.1038/473253b

「人新世」が始まろうとする今、地球の将来は我々の手に委ねられていることを認め、課題に目を向けよう。

p.254

doi: 10.1038/473254a

News

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が、問題への迅速な対応ができるよう、大幅な改革へ。

p.261

doi: 10.1038/473261a

間近に迫ったスペースシャトルの飛行終了が、NASAの転換点に。

p.262

doi: 10.1038/473262a

日本で、節電と再生可能エネルギーの推進に向けた取り組みが。

Japan rethinks its energy policy p.263

doi: 10.1038/473263a

スペインの科学大臣と国立がん研究センター所長の対立が、科学界に影を。

p.264

doi: 10.1038/473264a

ミツバチのゲノム解読が、蜂群崩壊症候群対策を研究する手がかりに。

p.265

doi: 10.1038/473265a

米国ユッカマウンテンの核廃棄物処分場計画は、出口の見えない論争に。

p.266

doi: 10.1038/473266a

News Features

エネルギー:温室効果ガス排出削減の旗振り役

p.268

米国は温室効果ガスの包括的削減策を断念したが、カリフォルニア州は気候変動対策を進めている。

doi: 10.1038/473268a

幹細胞:多能性の成長痛

p.272

iPS細胞の研究は急速に進展してきたが、そろそろ難しい段階に入っている。

doi: 10.1038/473272a

News & Views

生物多様性:種の消失を再考する

p.288

自然保護主義者たちは生息場所が失われることによって大量絶滅が起こると予測している。生息場所の消失が絶滅を推し進めることは明らかだが、このような予測の基盤となっているまだ検討されていない仮定の取り扱いによっては、ずっと低い推定値が得られることがわかった。

doi: 10.1038/473288a

天文学:孤独な惑星がいっぱい!

p.289

太陽系外惑星を探索している2つのチームの共同研究により、新たな天体種族が発見された。この集団では木星質量の10個の惑星が主星である恒星からはるかに離れたところに存在しており、これらは天の川銀河の中を自由に漂っていると言ったほうがいいのかもしれない。

doi: 10.1038/473289a

経済学:災害のプラスの側面

p.291

1998年秋にホンジュラスを襲ったハリケーンは、洪水と崖崩れによって死と破壊をもたらした。ある農村の事例史は、このような事件からの復活がどのようにして社会・経済的な改善を生み出したかを詳細に記録している。

doi: 10.1038/473291a

地球科学:地球の奥底にある鋳物工場

p.292

地球の核内での鉄合金の融解と固化によって、固体である内核の構造的複雑性が説明されそうだ。これはまた、地球内の深部の力学的性質についての我々の考え方を変えるかもしれない。

doi: 10.1038/473292a

エピジェネティクス:脚光を浴びるTetタンパク質

p.293

Tetタンパク質はDNAのヒドロキシメチル化にかかわっている。新たな研究によって、遺伝子調節におけるその役割と、胚性幹細胞のゲノム全体にその働きが広がっていることが明らかになった。

doi: 10.1038/473293a

植物科学:カスパリー線の正体を明らかにする

p.294

植物の根に見られるカスパリー線は、土中の水と溶質を導水組織に導く拡散障壁である。この線を形成するのにかかわっているタンパク質群が、ついに同定された。

doi: 10.1038/473294a

Articles

細胞:哺乳類の遺伝子発現制御の包括的定量化

Global quantification of mammalian gene expression control p.337

doi: 10.1038/nature10098

遺伝:転写とDNAメチル化忠実度におけるTET1とヒドロキシメチルシトシン

TET1 and hydroxymethylcytosine in transcription and DNA methylation fidelity p.343

doi: 10.1038/nature10066

Letters

宇宙:重力圏に束縛されていないか、または遠い軌道にある惑星質量の天体種族の重力マイクロレンズ現象による発見

Unbound or distant planetary mass population detected by gravitational microlensing p.349

doi: 10.1038/nature10092

物理:反物質ヘリウム4原子核の観測

Observation of the antimatter helium-4 nucleus p.353

doi: 10.1038/nature10079

気候:カナダ北極諸島における氷河と氷帽からの質量損失の急増

Sharply increased mass loss from glaciers and ice caps in the Canadian Arctic Archipelago p.357

doi: 10.1038/nature10089

進化:ドイツで出土した始新世のトカゲ化石によって明らかになったミミズトカゲ類の起源

Eocene lizard from Germany reveals amphisbaenian origins p.364

doi: 10.1038/nature09919

生態:種数–面積関係に基づくと、生息場所の喪失による絶滅の速度は常に過大に見積もられる

Species-area relationships always overestimate extinction rates from habitat loss p.368

doi: 10.1038/nature09985

脳:ニューロプシンは扁桃体でEphB2を切断して不安を制御する

Neuropsin cleaves EphB2 in the amygdala to control anxiety p.372

doi: 10.1038/nature09938

植物:幹細胞によって誘発され、CLV3p–FLS2シグナル伝達を介する免疫

Stem-cell-triggered immunity through CLV3p–FLS2 signalling p.376

doi: 10.1038/nature09958

植物:内皮のカスパリー線形成には新規なタンパク質ファミリーがかかわっている

A novel protein family mediates Casparian strip formation in the endodermis p.380

doi: 10.1038/nature10070

医学:BCL6はPh+急性リンパ芽球性白血病細胞がBCR–ABL1キナーゼ阻害から生存できるようにする

BCL6 enables Ph+ acute lymphoblastic leukaemia cells to survive BCR–ABL1 kinase inhibition p.384

doi: 10.1038/nature09883

遺伝:マウス胚性幹細胞での転写調節におけるTet1の二重の機能

Dual functions of Tet1 in transcriptional regulation in mouse embryonic stem cells p.389

doi: 10.1038/nature09934

遺伝:胚性幹細胞のゲノム全域での5-ヒドロキシメチルシトシンのマッピング

Genome-wide mapping of 5-hydroxymethylcytosine in embryonic stem cells p.394

doi: 10.1038/nature10102

遺伝:マウスES細胞と分化の際に見られる5-ヒドロキシメチルシトシンの動的制御

Dynamic regulation of 5-hydroxymethylcytosine in mouse ES cells and during differentiation p.398

doi: 10.1038/nature10008

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