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細胞:小胞体膜の同型融合にはダイナミン類似のGTPアーゼであるAtlastinが必要である

Nature 460, 7258 doi: 10.1038/nature08280

小胞体が機能するには、適切な構造を作り、維持することが必要である。小胞体の構築と維持には同型の膜の融合が必要で、この過程はGTP加水分解に依存していることがわかっている。本論文では、ショウジョウバエのAtlastin(遺伝性痙性対麻痺にかかわる哺乳類GTPアーゼatlastin 1のショウジョウバエでの相同体)が小胞体膜に局在すること、これが失われると小胞体断片化が起こることを明らかにする。別々の膜に埋め込まれたショウジョウバエAtlastinは、transオリゴマー複合体を形成でき、その過剰発現によって小胞体の輪郭が拡大する。これは小胞体膜の過剰な融合と一致する。in vitro実験により、Atlastinが、GTPに依存して膜融合を自律的に推進することが確かめられた。対照的に、GTPアーゼ活性をもたないAtlastinは、不活性で自己会合できないためにtransオリゴマー複合体の形成が不可能で、in vitroで融合を促進できない。これらの結果は、Atlastinが膜の繋留と融合にかかわっていることを実証しており、また小胞体はGTPアーゼ活性が必要であることを強く示唆している。

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