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進化:植物の間接的な抵抗性の誘導的発現から構成的発現への進化上の変化

Nature 430, 6996 doi: 10.1038/nature02703

植物の誘導的な抵抗性は攻撃に応答して発現され、植物界全体にわたってみられる。このような抵抗性は広く見られるにもかかわらず、その進化についてはほとんど調べられていない。本論文では、通常は誘導的形質である花外蜜が、アリが絶対共生する中央アメリカのアカシア(Acacia)類で構成的に分泌されていることを報告する。花外蜜は間接的な抵抗手段として分泌され、草食動物から植物を守るアリを引き寄せる。葉の損傷が花外蜜の分泌を誘導する植物は数種存在し、それらにはさまざまなアカシア類や、今回調べた他のマメ科植物などが含まれる。これとは対照的に、共生アリが絶対寄生するアカシア種は、葉の損傷とは関係なく花外蜜を高速度で構成的に分泌してアリを養う。アカシアおよびごく近縁の属の系統は、花外蜜分泌が誘導性であることが原始的すなわち「当初」の状態であり、花外蜜の構成的な産生はアカシア種内に由来することを示している。この構成的な抵抗性は、明らかに特定の機能上の要求に応じて誘導的な形質から進化してきたものである。

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