Letter 宇宙:ビッグバンから30〜60億年後での大質量銀河の高い存在度 2004年7月8日 Nature 430, 6996 doi: 10.1038/nature02667 階層的銀河形成は、大質量銀河がより小さい天体の集合から形成されるというモデルである。したがって最も大質量の天体は、最後に形成される。このモデルは、銀河の集団化についての記述には成功しているが、見えている星やガスによって示されるような、大質量銀河の進化の歴史は正確に予測できない。近赤外観測(高赤方偏移を示す銀河にある星の質量の測定を可能にする)および多色深撮像は、大質量銀河にある星の大部分が、初めの50億年で形成されることを示すものの、(色から推定される)赤方偏移を確認するためのスペクトルの欠如と、塵による影響のために、不確実性は残されたままである。本論文では、ビッグバン後のわずか30億年の時代に遡る最も大質量で静穏な銀河を探査する、分光学的な赤方偏移探査の結果について報告する。我々は、大質量銀河の少なくとも3分の2が、この時代からずっと出現していたうえに、それらのかなりの部分は初期宇宙において既にその場に存在していたことを見出した。 Full Text PDF 目次へ戻る