Letter 宇宙:高度に相対論的な系の観測から二重中性子星が合体する割合の増加が推定される 2003年12月4日 Nature 426, 6966 doi: 10.1038/nature02124 一般相対性理論によって予言されるように、2つの中性子星を含む近接連星系の合体は、重力波バーストを引き起こすはずである。銀河系における二重中性子星の合体の割合についての信頼できる推定値は、現在の重力波検出器がそのようなバーストの検出に成功するかどうかを予測するために非常に重要である。この割合の現在の推定値はかなり低いものである。というのも宇宙の年齢より短い合体時間を有する二重中性子星連星はほんのわずかしか知られていない。本論文では、22 ms周期のパルサーであるPSR J0737-3039の発見について報告する。このパルサーは2.4時間の公転周期をもつ、高度に相対論的な二重中性子星連星のメンバーである。この系は、他の既知の中性子星連星よりもはるかに短い時間である、およそ85 Myr後に合体するであろう。PSR J0737-3039の比較的低い電波輝度に加えて、この時間スケールは、我々の銀河系(そして宇宙の他の領域)の二重中性子星系に対して推測される合体の割合が1桁増加することを意味する。 Full Text PDF 目次へ戻る