Letter 宇宙:地球の磁気圏境界の連続的な磁気再結合 2003年12月4日 Nature 426, 6966 doi: 10.1038/nature02084 太陽風プラズマが磁気圏境界を横切って地球の磁気圏へ侵入することを可能にする最も重要な過程は、太陽風と逆極性の地球磁場との結合、すなわち磁気再結合である。これまでは、再結合が連続した形で起こりうるのかどうか、あるいは常に断続的なものであるのかどうかは知られていなかった。太陽フレアと磁気圏のサブストームは、再結合によって引き起こされると考えられている。この2つの現象は高度にバースト状の現象であることから、再結合過程は本質的に断続的で、爆発的で制御されない方法によって磁気エネルギーを蓄え放出するという可能性が浮上してくる。本論文では、地球の高緯度の磁気圏境界での再結合が太陽風によって直接駆動され、連続的で、さらに長期間にわたって準定常的にもなり得ることを示す。電離層での太陽に面している側の陽子のオーロラ・スポットは高緯度の磁気圏境界の再結合の遠方における特徴で、何時間も連続的に存在する。以上のことから我々は、再結合が本質的には断続的ではなく、その安定性は、過程が駆動される方法に依存すると推論する。 Full Text PDF 目次へ戻る