Abrupt changes in the Asian southwest monsoon during the Holocene and their links to the North Atlantic Ocean
今週号でインド工科大学のA K Guptaらは、アラビア海の堆積物から得られた完新世のほぼ完全なモンスーン変動記録を報告している。この記録によると、過去11,000年間に何回か現れた夏季のモンスーンが弱かった時期は、北大西洋地域で寒冷期であったと記録されている時期と一致していることが分かった。つまり、北大西洋の気候とアジアのモンスーンの関連は、全球気候における長期的特徴であると思われ、したがって将来の気候変動を予測する場合に考慮すべき要因となり得る。
インド洋のモンスーンシステムは、全球気候における重要性とアジアの人々の社会・経済一般に対する直接関わりがあるために、現在大きな関心を集めている問題であると、スペインのバルセロナ大学及びICREAのR ZahnがNews and Viewsで説明している。