Review Article 海洋:外洋における呼吸 2002年11月28日 Nature 420, 6914 doi: 10.1038/nature01165 全球的な炭素循環を理解する際に、決定的に重要なのは、海洋は正味で炭素の供給源なのか吸収源なのかという問題である。この答えは有機物の生産量と生物の呼吸による分解量との比に左右される。呼吸量の推定値は、いろいろな大洋域の表層、中深層および深海と堆積物について得られている。外洋の全呼吸量は不確実であるが、粒状有機物の生産量について現在推定されている大部分の値よりは、おそらくかなり大きい。それにもかかわらず、生物界が正味で炭素の供給源として機能しているのか、あるいは吸収源として機能しているのか、は依然として未解明の問題である。 Full Text PDF 目次へ戻る