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発生:マウスの神経形成において神経前駆細胞の維持にはnumbnumblikeが必要である

Nature 419, 6910 doi: 10.1038/nature01124

哺乳類神経系のほとんどの領域のニューロンは、発生の間長期に渡って形成される。神経形成の全行程において十分な数の前駆細胞を維持することは、正確な数と多様な種類の神経細胞が確実に作られるために必須である。この背景にある分子機構、つまり幹細胞一般の自己再生を制御する分子機構は、まだほとんどわかっていない。マウスには、ショウジョウバエ(Drosophila)のnumbと相同の、高い保存性を示す二つの遺伝子numbnumblike(Nbl)がある。本研究で我々は、胚発生においてこれらが重複して働いて、分裂後の神経前駆細胞を神経運命でなく前駆細胞運命に導くことにより、その数の維持に重要な働きをすることを示す。神経系特異的なnumb条件変異とNbl変異を持つマウスの二重変異胚では、初期には予期した時間、空間的パターンにニューロンが現れるが、前駆細胞が消費されるため、神経形成が始まってまもなく、分裂する細胞をほとんど使い切ってしまう。我々の研究は、マウスのNumbとNblが重要な成分として働く、共通の分子機構が、全ての神経前駆細胞において、それらの細胞系譜や位置に関わらず、自己再生を制御していることを示す。

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