Letter 免疫:免疫グロブリン遺伝子における体細胞超変異の誘導はDNAポリメラーゼ・イオタに依存している 2002年10月31日 Nature 419, 6910 doi: 10.1038/nature01117 免疫グロブリン遺伝子の体細胞超変異は、独特で狙いが定められた適応性のプロセスである。T細胞依存性の反応では、B細胞が胚中心に拘束されている間に、発現しているVH/VL遺伝子に単一の塩基置換が導入されて、抗原に対してより高い親和性を持つ変異体が選別される。このプロセスを説明するために、可能と考えられるほとんど全てのDNAの反応が提案されているが、これらのモデルはいずれも、誤りを起こしやすいDNA合成ステップで変異が導入されるとしている。DNAポリメラーゼYファミリーに属するpolη、polι、polκおよびrev1は、損傷DNAを複製するのに特殊化しており、正常の鋳型DNAを複製する際には高い確率で誤りを生じる。本論文で我々は、超変異を誘導できるバーキットリンパ腫細胞株で遺伝子を不活性化させることによって、体細胞超変異がDNAポリメラーゼ・イオタに依存することを明らかにする。 Full Text PDF 目次へ戻る