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生理:線虫C. elegansの触受容器ニューロンで発現する遺伝子類の同定

Nature 418, 6895 doi: 10.1038/nature00891

細胞分化において遺伝子調節がどの程度行われているのかは、よくわかっていない。我々は以前、飽和的変異誘発法(saturation mutagenesis)を使って、1種類の感覚ニューロン、すなわち線虫Caenorhabditis elegansで強くない接触に関与する触受容器ニューロンの発生と機能に必要な18種類の遺伝子を同定した。これらの遺伝子の1つmec-3は、触受容器の分化を制御する転写因子をコードしている。我々は今回、胚から得た野生型およびmec-3変異型の細胞を培養・単離し、それらのRNAを増幅してDNAマイクロアレイにかけて、触受容器で発現していることが知られる遺伝子類を同定した。これらの遺伝子類には、これまでクローニングされていなかった触受容器分化の維持に必要な遺伝子(mec-17)と、未知のmec-3依存性遺伝子が50種類を超える。これらの遺伝子はゲノム内にランダムに分布しており、オペロンで共発現する遺伝子類や遺伝子ファミリーの複数メンバーにしては、数が少ない。我々はまた、20種の遺伝子の開始コドンの5′領域を使って、高率で存在するヌクレオチド7個配列AATGCATも見つけた。これは、触受容器遺伝子類の発現に必要とされる。

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